フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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街頭で配られた5ユーロ。10ユーロの時もあります

街頭で配られた5ユーロ。10ユーロの時もあります

子供が「道で、5ユーロ貰ったよ! 親切な人がいるね」と、嬉しそうに紙幣をヒラヒラさせています。
「え?本当?」と、信じがたく、つい振り返ってしまった私です。

実は、それは一種の金券でした。
そういえば、日本で日専連カードを所有していると、いただいた商品券「1000円券」みたいなものでしょうか。
今すぐ使わなくても、機会があれば使おうかと、バックに納めます。
これは、割引のチラシや店の表のウインドゥーに「20%引き」と書かれるより、効果があるように思います。
個人的に、手渡しで金券をいただくわけで、全ての人が値引き対象ではないと、得な気分になるものです。
少しは覗いて見て 好きなものがないか確かめたくなります。


 街頭で配っていたビニール製の大きなバック

街頭で配っていたビニール製の大きなバック

一年を通して見ていると、近所のこの金券を配っている洋服店は、商売がとても上手であることが理解できました。
バーゲン時期以外、じっと構えていることはありません。
綿あめを配ったり、マーク入りの立派な買い物袋を通行人に渡したりします。
そのカバンには店のロゴが大きく記されていて、誰もが街中を持って歩くことになります。
それだけで、まるで、何か良いものがある店のように他人からは見えるわけです。
客の心理を追求し、研究しているプロがいるようです。


つい足を踏み入れ、何か買って出てきた客たち

つい足を踏み入れ、何か買って出てきた客たち

バーゲン・値引きをしても、お客さんが足を運び 商品を見てくれなければ、どんなに良いものがあっても無意味ですからね。

もう、努力し尽くしたという観念はなく、次々生まれる新しいアイデアで、客を掴む商法に、いつも感心します。
そして いつか参考にしたいな 彼らの精神。




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