日本人も活躍したボストン・マラソン
2011.04.22 up
男性も女性も一緒に走るボストン・マラソンの様子
2011年4月18日、快晴の中、毎年恒例のボストン・マラソンが開催されました。ボストン・マラソンは第1回オリンピックの翌年、1897年に初めて開催され、今年で115回目を迎えた、オリンピックの次に歴史の古いマラソン大会です。
男性も女性も一緒に走りますが、順位はそれぞれ別々に決められます。今年の優勝者は男女ともケニア出身の選手でした。
男子優勝者のGeoffrey Mutai選手(ケニア)
ジョフリー・ムタイ選手は、世界記録を上まわる2時間3分2秒という驚異的なタイムで初優勝しましたが、ボストン・マラソンのコースが国際陸連の公認する条件を満たしていないため、世界新記録とはなりませんでした。
女子優勝者のCaroline Kilel選手(ケニア)共にBoston.comのサイトより
車椅子の部の選手も、健常者と一緒にコースを走る
車椅子の部もあり、こちらも健常者と一緒に走りますが、順位はもちろん別になります。今年の車椅子の部の優勝者は、男女とも日本人でした。女性の土田和歌子さんは5回連続の優勝、男性の副島正純さんは4年振り2回目の優勝です。
車椅子の部優勝のMasazumi Soejima選手とWakako Tsuchida選手(共に日本)Boston.comのサイトより
2人は先月の東日本大震災の復興に向けて、ゴールの後、日の丸をカメラの前に掲げました。これを見た被災地の方々の励みになればいいですね。
【Boston.comのマラソン特集】http://www.boston.com/sports/marathon/
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