毎日スイスの新聞を読んでいると、たまに「いかに～もスイスらしい」出来事や事件が起きていることがあるようです。少し前の新聞記事にこんな事件が載っていました。それは――『カウベル泥棒現る』！

　『カウベル』といえば、スイスのウシなどが首からぶら下げている大きなベルですが、アーガウ州に在住する酪農家の飼っているウシたちのカウベルが、ある晩にごっそり盗まれたのだそう。ベルはそれぞれウシがぶらさげているはずなのですが、果たして泥棒たちが一つずつウシの首からベルを取り外して持ち去ったのでしょうか……？

　とにかく、合計１６個ものカウベルを盗まれてしまったというその酪農家の人は、3,000スイスフラン（約28万9千円）の損害だと訴えているそうです。あれから犯人は捕まったのかどうかは、事件のその後の記事を目にしていないので分かりませんが――。

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