お腹ペコペコの鳥たちへの心遣い
2012.02.23 up
越冬中の野鳥
1週間前は、冷え込みも厳しかったのですが、今週末はようやく寒波も和らぎ、このまま春を迎えれそうな気配のオランダです。
なれない頃、人間向けかと思ってました
さてさて冬場、急激に気温が下がると、動物や鳥たちは餌をさがすのが大変です。そこで動物好きな人が多いオランダ人は、庭先やベランダにちょっとした”心配り”をして野鳥を気遣います。その”心配り”とはガーデンセンターやペットショップで売っている、ネットにぎっしりつまったピーナツです。
冬場限定で、どこのお店にいっても、目立つところにうず高くつまれています。子供のお小遣いでも買える100円、200円くらいなので、クリスマス・リースや部屋に飾るヒヤシンスの鉢を買いに来たついでに、多くの人が気軽に購入していきます。
バレンタインは人気がないようですが、鳥には愛情表現を?
ほんの目と鼻の先までやってくる小鳥たちは、どんよりした暗いオランダの冬に彩りを添えてくれるもので、時には、見たこともないようなカラフルな珍しい鳥が餌をついばみにやってきたり、春がそこまで来ていることを予感するさえずりを聞くことができたり、ビジュアル的にもオーディオ的にも満足できる、安価な冬の屋外インテリアといえます。
リンゴも添えられて凝っています
あちらにもこちらにも・・・巣箱も多く見かけます
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