北海道の桜がヨーロッパで最初に植えられた場所
2012.04.27 up
いろんな品種の桜があるんですね
オランダはサハリンと同緯度らしいですが、北海の暖流のおかげで気候はもうすこし南にある北海道みたいです。なので日本の桜にも風土があうようで、中々見ごたえのある桜の花があちらこちらで咲いています。
でもソメイヨシノではなく、どちらかというと山桜や八重桜のような品種が多いです。住宅街で「大阪の造幣局通り抜け」みたいな、ゴージャスな桜並木をみかけたこともあります。
北海道原産の桜についての記述
おおぶりの花が多いです
なかでも、ちょっと声を大にしてPRしたいのが家の近所の植物園です。園内の看板によると、ここは北海道原産の桜を初めてヨーロッパに植えた場所となっています。
この植物園は、つい最近まで大学が管理していましたが、手放すことになって、州の管轄になりました。大学管理下だった数年前には、「日本国外での最大規模の桜コレクション」という看板までありました。でも、州が公園の手入れをするようになってからは、看板がはずされてしまいました。
それにつれて桜の木も減ってしまったような気がします。どこかに移植されたのか、病虫害で伐採してしまったのか定かではありませんが、残念です。
初めてこの看板をみつけたときは少しびっくりしました。でも確かに、当時はたくさんの珍しい種類の桜の木が植わっていました。日本人があまり訪問するような場所でないこと、看板はオランダ語で書かれていることなどから、日本人の目に留まることもなかったのでしょう。
桜吹雪・・・・とはこのことです。花びらが大きいのですごい迫力でした。住宅街にて
植物園の桜
レポーター「東畑 るり子」の最近の記事
「オランダ」の他の記事
タグ:桜
- 1427 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments