樹齢100年の木蓮でお花見
2012.04.08 up
人と比べると、大きさがわかっていただけるかな
家の近くに樹齢約100年といわれるモクレンが何本かあります。
木蓮は英語ではマグノリアといい、開花はオランダでも春を告げる風物詩です。
原産地は中国だそうですが、近所の公園の看板には、中国、日本の植物とかかれていました。
樹齢100年ともなると樹相はこんもり大きくて、遠くからみたら、桜の大木かとみまがう風です。
これほどの大樹なら銘木に選定され、大勢の見物客やカメラマンがやってきそうです。
でも、散歩の途中に偶然みつけた一本のモクレンは敷地の後ろのほうにひっそり生えていて、ひとけもありませんでした。
その後、このあたりの宅地開発計画が発表され、切り倒されてしまうのではないかと冷や冷やしていたのですが、
今見る限り、どうやら命はつながっているようです。
年度によって花のつきや大きさにはバラつきがあるものの、大輪の花は見事です。
満開をすぎる直後は、別の意味で圧巻でした。大きな花が、風もないのに、ボトッ、ボトッ、ボトッと落ちています。
そして、ほんの一瞬なのですが、ボタボタボタボタ……と一斉に花(花びら?)が降ってくるのです。
花が大きいので、けっこう大きな音もして、ビックリさせられました。動画でもごらんください。
なんだか、木蓮が「おーい」と話しかけてきたような気がして、うれしくなりました。
<動画0>
青空に映えるマグノリア
株は根元で枝分かれしてました
遠くからみたら桜のようです
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