水着モデルが小麦色すぎてH&Mが謝罪
2012.05.29 up
写真はベルギーの健康ニュースのサイトから http://www.nieuwsblad.be
人はない物ねだりをするものなのでしょう。オランダでも日焼けした褐色の肌にあこがれる女性は多いです。
ときどき日焼けを警告するTV番組をみるものの、初夏がやってくるころには TVや雑誌で頻繁に警告してくれる日本のようにはいきません。
知人の白人女性は肌や髪、ファッションにはとりわけ気をつかうたちですが、日焼けに関しては まったく無関心。
バカンスから帰ってきたら 焼きすぎた肌は いつも シワシワ 皮がむけて痛々しいほどです。白人は皮膚ガンがとても多いので 何度も「注意したほうがいいよ」
と助言するのですが 「そんなの ぜーんぜん 気にしないわ」と聞く耳をもってくれません。
知人のような女性はとても多いです。
こんな風潮に医師など専門家たちは危惧の念をだいています。
普段はこんなに色白なIsabeli Fontana 出典:http://sportsillustrated.cnn.com/vault/swimsuit/home/index.htm
そんな折、5月初め、日本でも人気が高いスウェーデンのアパレルデパートH&Mが水着キャンペーンで謝罪するハメになりました。
ことの発端は水着キャンペーンモデルの肌が不自然に日焼けしすぎていることでした。
女性たちが小麦色の肌にあこがれを抱き、大量の皮膚ガン予備軍を生み出すと医師が警告をだしたのです。
モデルはブラジル出身のトップモデルで白人です。
H&Mは、鮮やかな色彩のビキニが映えるよう、モデルの肌を化粧とコンピュータグラフィックで褐色に調整したようですが、影響が強すぎるということで、結局 消費者にお詫びをすることになったのです。
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