色とりどりバブーシュの秘密
2012.07.01 up
色とりどりの革製品
こんにちは。モロッコの話はもういいよという感じかもしれませんが、今回でモロッコも最後です。今日はバブーシュについてお話します。バブーシュと言えば、かなりの割合で知っている方も多いのではないでしょうか。日本でも女性を中心に人気の可愛い履物のことです。私も知人や家族からバブーシュを買ってきて!と頼まれていたので、バブーシュを買って帰る事は今回の旅の目的の1つにもなっていたのでした。
至る所でバブーシュは売られていて、その形や質も実に多様です。25ディルハムから30ディルハム(約250円~300円)払えば、底がプラスティックで出来たお手頃価格で可愛いスリッパ状のバブーシュが買え、50ディルハム(約500円)で底がちょっと質のいい皮で出来たバブーシュが買えます。
トイレの場所を聞いて、案内してくれた後、連れて行かれたなめし革工芸の工房ではヤギの皮で作られているというバブーシュが150ディルハム(約1500円)で、モロッコの感覚で言うと、ものすごく高級品なのですが、触ってその質に納得し、屋上からタンネリ(染め場)を見せてもらったこともあってか、半ば勢いで買ってしまいました。
テラスから見せてもらったタンネリ(染め場)
という訳で私は、お土産を含め、計10足ものバブーシュを買ってしまい、帰りのバックパックの半分はバブーシュという大変な結果に終わりましたが、この夏にはもう靴を買わないと決意したのでした。
お土産の数々 そしてこの後も買い足しました…
ちなみに値段交渉にはけっこう応じてくれるもので、値段を聞いて渋っていると大抵「いくらなら買う?」と聞いてきます。定価の半分の値段を言って、徐々に上げていくという方法で、大抵の店はまけてくれましたし、「今お金ないからATMに行かないと…」と言うと、定価の半分の値段で折れてくれる人もいたので、モノは試しで言ってみる事をお薦めします。波乱万丈なモロッコ旅行でしたが、それを差し引いてもモロッコはもう一度行きたいなと思える素敵な国でした。
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