フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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日本食レストランで注文したものを待っている客

日本食レストランで注文したものを待っている客

最近 マルシェでもスーパーでも見かける日本の弁当は、以前からあった日本食レストランだけに止まらない人気を示している気がします。
そこで、食品研究専門家であり料理教室なども営み欧州で活躍しているラウラ・ゴサルボ氏を訪れて日本食について尋ねてみました。


私の質問に丁寧に答えてくださった優しいラウラ・ゴサルボ氏

私の質問に丁寧に答えてくださった優しいラウラ・ゴサルボ氏

ここ5年で約1万人が彼女の日本食教室に受講したそうです。
日本食クラスは週一回のみなのに、凄い数です。
*震災時期も影響がなかったそうです。
特に人気のあるのは「寿司」だそうで、単なる流行ではなく、健康的で食材の味を生かした美味しい食事をする方法である事を発見したからと言います。
その他の人気のメニューは、ラーメン、餃子、親子どんぶり、焼き鳥、すき焼き。
餃子は日本食と言う事になっているらしく、「ギョーザ」などと発音し、これら全て日本語読みのままで通用していました。


日本食レストランにて、「どんぶり」を頼んだら出てきたもの。

日本食レストランにて、「どんぶり」を頼んだら出てきたもの。

米は以前から食べていたスペイン人、実は魚も大好物なのです。
「日本の次、2番目に漁船が多い国なのよ。」と教えてくださいました。
日本料理は、一度に料理をすべてテーブルに出します。
西洋料理は、前菜、メインディッシュ、デザートの順にテーブルに出しますが、その違いについても抵抗がないそうです。
冷たいモノも熱い料理も、同時にテーブルに出し食べる「ピカピカ」と呼ばれるタパスがスペインには存在するからです。
食後に甘いものを食べるという習慣は別にない日本ですが、外国人はデザートを食べる習慣があります。これに関しては、レストランで抹茶アイスや大福もち、抹茶チョコレートを用意しているみたいです。


イチゴ大福と緑茶のセットがデザートに記されている店の看板

イチゴ大福と緑茶のセットがデザートに記されている店の看板

スペイン人はワカメを食べないが、見直されているそうです。
有名シェフも、品質の良い原料を使っての料理方法、閃きやテクニックを日本食から受けていると公表しているのです。
次回はラウラ氏の日本料理教室を、訪れてみます。

以前、私は洋風料理ばかり好みだったが、いつの間にか 日本食を好んで食べるようになっていました。

海外生活をして気づく、素晴らしい日本の文化。



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