素朴なアーミッシュ食料品店
2014.01.05 up
カントリー調のアーミッシュ食料品店
前回のアーミッシュの家に引き続き、今回は私のお気に入りのアーミッシュ食料品店をご紹介したいと思います。
敬虔なアーミッシュは今でも馬車で移動し、電気を使わず、昔ながらの農耕・放牧で生活を営んでいるのですが、時代とともにオープンになり、アーミッシュ食料品店もアーミッシュでない普通の人たちが買い物に来ています。
その名も「チーズハウス」道路から見えるサインにはその日の特売が表示されています
義母がご贔屓にしているアーミッシュ食料品店「チーズハウス」は、私もオハイオに来るたびに連れていってもらっているのですが、保存料や着色料などが付いていないプレーンな乾物や、MSGの入っていないチキンストック、チリスープの素などが良心的な値段で買えるのです!
この種類の多さ!そしてシンプルなラベルは日本の無印良品を連想させるような気がするのは私だけ?
写真はお菓子のコーナーで、着色された色とりどりのキャンディーやグミ、チョコレートなどが豊富にあります。このお菓子のカラフルさはさすがアメリカ。。
様々なポップコーンの種、素朴なコーンの味が癖になります!
ここの加工食品は、殆どの物が電気でなくガスを使って作られているそうです。電気のある生活に慣れた私にとって、アーミッシュの生活スタイルはとても新鮮です。
店内の様子、乾物の他にもハムやチーズ、焼き菓子にアイスクリームもあります
アーミッシュはこうした食材店の他にキルト工芸や家具のお店などもあり、どれも古き良き時代の香りのするものばかりです。
が、一方でアーミッシュをよく知る義父が言うには、アーミッシュ自体のイメージは良いけど、その中にもアーミッシュのマフィアが存在して、義父の親族でも「金を払えば5年間の間、おまえの家を襲わないでやる」と大金を巻き上げられた経験もあるとか。どんな暮らしをしていても悪党は潜んでいるんですね~。でも、電気が使えないとなると電話も使えないし、一体どうやってマフィアの組織を動かしてるんでしょうね?気になります。
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