スイスのローマ遺跡で楽しむ『ミリタリータトゥー』
2013.09.23 up
昔の遺跡を今日も有効利用?!アヴァンシュのローマ遺跡の一つ、円形闘技場でコンサートの準備中。
9月初めに、かねてずっと行きたいと思っていた『ミリタリー・タトゥー』を観に行きました♪ 『タトゥー』と言ってももちろん“刺青”のことではなく(笑)、軍楽隊による演奏パフォーマンスと言ったら良いのでしょうか。
日本でも、綺麗に整列しながら吹奏楽の演奏を行うマーチングバンドなどがありますが、それのミリタリー版と言った感じかもしれませんね。
あっという間にローマ遺跡がミリタリー・タトゥーの会場へ!
さて、そのミリタリー・タトゥーで有名なのは、英国はエジンバラのものが良く知られているように思いますが、私が在住するスイス・フランス語圏にも同様のものがあり、しかも開催地はヴォ―州(Vaud)のアヴァンシュ(Avenches)という町にある円形闘技場。
このアヴァンシュの町はケルト時代からの歴史を持ち、ローマ時代に重要都市として築かれたのが始まりなのだそう。
ミリタリー・タトゥーが開催される、この円形闘技場も現在までほぼ完全な状態で残っており、夏にはオペラやコンサートなどに利用されているのです。
パフォーマンス前の、バグパイプバンドの方たち。キルトの衣装が素敵ですね!
アヴァンシュのミリタリー・タトゥーでは、スイスはもちろん英国やアイルランド、ロシアなど近隣の国々を毎年ゲスト出演国として招いているようです。カラフルなコスチュームに身を包む音楽隊たち総勢500人が集合し、吹奏楽やバグパイプの音色と共にスイスの夏の終わりを楽しみました。
いかにもイギリス!なコスチュームで演奏中。
いつか、とても迫力があるというスイス北部バーゼルや、英国エジンバラの『ミリタリー・タトゥー』にも観に行ってみたいです!
アヴァンシュの町の至る所に、ローマ時代の重要遺跡が多く点在しています。
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タグ:スイス,ローマ遺跡,音楽,ミリタリー・タトゥー
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8 - Comments
いとうより:
2013 年 09 月 24 日 10:55:55
いとうです。
今年、IMAの倉田レポーターから、エディンバラのミリタリータトゥーの
レポート(8月21日付)をいただきました。スイスでもやっているとは
知りませんでした。今回ご紹介いただいたものは、円形闘技場というのが
良いですね。
エディンバラでは観客席がメイン会場のようなところは有料のようですが、
こちらも有料なのでしょうか?
石田より:
2013 年 09 月 24 日 21:17:27
>昔の遺跡を今日も有効利用?!
良いですね。ただ見るだけでなく、今でも使っているというところに魅力を感じます。
小島瑞生より:
2013 年 09 月 25 日 03:05:03
いとうさま
コメントありがとうございます!エディンバラのものに比べればかなり小ぶり(?)なタトゥーですが、遺跡で見学することができるのが珍しいと思います!「こんなにいろんな人に座られて貴重な遺跡がすり減っていくのでは」とちょっと心配にもなりますけどね(苦笑)。
こちらも有料で、安くはないです……VIP席だと日本円にして1万5千円ぐらいしますし、普通の席でもだいたい5千円ぐらいはしますね?。近くにあるレストランのテラスからだと、もちろんタダです(ズルイ。笑)!
小島瑞生より:
2013 年 09 月 25 日 03:07:12
石田様
コメントありがとうございます!遺跡でも腫れ物に触るような扱いをせず、現在も普通に使用し続けるあたり、実用的なキャラなスイス人(?)っぽいような気もします。私は日本人すぎるのか、「もっと大切に保存するとかしなくて大丈夫?」と心配しています(笑)。
いとうより:
2013 年 09 月 25 日 13:41:13
コメントありがとうございます。
こちらのほうが、本家より有料席が高いですね。きっと、コロシアム
がすばらしいのだと思います。確かに擦り減らなきゃいいのですが…
石田より:
2013 年 09 月 26 日 20:39:03
私は記念品は使ってなんぼだと思っています。
記念品のお皿とかも普通に使うので、家人に怒られます。^^
(ちょっとスケールが違いますが)
小島瑞生より:
2013 年 09 月 28 日 06:12:09
いとうさま
なんとスイス版タトゥーの方がエディンバラ版よりもお高いんですね、入場料……やっぱり<スイス価格>なんでしょうね(苦笑)!コロシアムで観ながら時々「ローマ時代の人々もこうやってエンターテイメントを楽しんでいたのかな」と夢想に入っていました(笑)
小島瑞生より:
2013 年 09 月 28 日 06:14:04
石田様
ははは、そうですよね、昔のものでも以前は普通に使用されていたものなのですしね!でもそれを粗末に使って失ったら、歴史家の方たちに叱られそうです(笑)。
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