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日本:東京

武藤 櫻子(むとう さくらこ)

職業…社長秘書、コピーライター
居住都市…東京都

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2024.4

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今まではこの門から中を伺うだけでした。

今まではこの門から中を伺うだけでした。

四ッ谷の駅をおりてすぐのところに広場があり、日中も美しく、夜は街頭に照らされてとても幻想的な場所があります。それは、迎賓館赤坂離宮。前を通りかかるたびに、中は一体どうなってるんだろう。一度入ってみたいなと思っていました。


正面の広場。広々していて外国みたい。

正面の広場。広々していて外国みたい。

その願いが叶い、なんと今年の4月から一般公開されることになりました!今までも夏の間に10日間ほど公開されていたそうですが、今回からは通年で公開するそうです。
参観方法は2つ。インターネットで事前予約するか、当日に行って整理券をもらって入るか。確実に入りたかったので、インターネットで予約をしました。参観希望日の約1ヵ月前が募集期間で、応募した約2週間後に当選者にはメールがきます。定員になってしまうと入れないそうなので、無事予約完了のメールが届いて安心しました。


近づいてみました。

近づいてみました。

待ちに待った当日、西門から入場して進むとずらりと持ち物検査に人が並んでいます。日よけがあり、その日は曇りだったのですが人が密集していて暑かったです。持ち物を検査の後は自動販売機でチケットを買います(1,000円)。高額紙幣は販売機では使えないので、窓口でチケットを買うこともできます。

中に入ると、そこはお城。勝手に東京のベルサイユ宮殿と名付けました。彩鸞の間、羽衣の間、朝日の間、花鳥の間の4つが見られるのですが、大理石や金箔、立派な木材や調度品が置かれていてどの部屋もすばらしく、息をのみました。館内は残念ながら写真撮影禁止なのですが、きっと写真をOKにしてしまったらなかなか人が進まなくなるからだと思います。ヨーロッパに行くと本物のベルサイユ宮殿をはじめ、お城を見学できると思いますが、迎賓館のよさは館内が明るくて隅々まで見えるのと、非常に清潔&キレイに保たれています。中でも感動したのは、シャンデリアの美しさと花鳥の間にある七宝焼で描かれた鳥の絵。七宝焼と言われなかったら普通の絵だと思うほどの仕上がりで、七宝焼でこんなに緻密に美しくできるなんてと驚きました。


正面の玄関。装飾がすごいです。

正面の玄関。装飾がすごいです。

1時間ほどで館内を見終わって外にでると裏側に大きな噴水がありました。こんな立派な噴水があるなんて全く知りませんでした。外側は写真OKなので中で撮れなかった鬱憤をはらすようにみな撮影していました。
とても貴重な経験。外国人観光客はもちろん、日本に住む人にもおすすめの場所です。
行った日は曇り空で写真を撮るのには残念でしたが涼しかったのでよかったです。もし晴れていたら影も少ないですし、歩き回るので熱中症には気をつけて見学したほうがいいと思います。


建物の裏手にはとっても立派な噴水。彫刻もあります。

建物の裏手にはとっても立派な噴水。彫刻もあります。


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