スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」 トゥールーズの町中かけめぐります
2018.11.22 up
カピトル広場にアステリオン登場
ナントを拠点に活躍する、スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」。11月1日から中旬まで機械仕掛けの巨大なクモとギリシア神話のアステリオンが町をあちこち動き回っています。
11月1日はトゥルーズのお披露目初日とあって、巨大クモの周りは人人人…。でも、ポンヌフ(フランス語で新橋)をシューシューいわせながら、のしのし歩く巨大クモは圧巻。
巨大クモ10年前の横浜と今年の様子
巨大クモは、実は私にとって2回目の再会。今からおよそ10年前、2008年の横浜開港祭で巨大クモが横浜の街に現れ、馬車道や赤レンガ倉庫で見ました。そのときはゴールデンウイークだったこともあって、今回のトゥルーズ再来よりも多い人人人…。巨大クモを見た人たちの驚きや歓声は、フランスも日本も、10年前も今も同じでした。
11月2日はラ・マシンの新作、アステリオンの登場。アステリオンはギシリア神話の怪物。頭が牡牛、身体が人間で、腕力も並外れており、人間を食べてしまうのだそうです。前日見た、巨大クモはアステリオンを誘導する係。11月2日の1時頃、カピトル広場で2人は再会しました。
すてきだなぁと思ったのが、町をうごめくマシンにあわせ、シューシューと霧が立ち上ったり、音楽が奏でられるのです。何とも幻想的。
町が一体となったアート。しばらくトゥルーズでラ・マシン集団のアートを楽しみたいと思います。
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タグ:アート
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