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アメリカ:シアトル

ハフマン・ワカバ

職業…兼業主婦(メーカー勤務)

居住都市…シアトル(アメリカワシントン州)

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シアトル熱中小学校は2019年2月に開校予定

シアトル熱中小学校は2019年2月に開校予定

 「もう一度7歳の目で世界を…」と聞いて「あれ?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。廃校を利用して開かれる大人の学びや「熱中小学校」。十勝の方にはなじみがあるかもしれない十勝さらべつ熱中小学校を含む日本国内の12校に続き、来年2月、初の海外校としてシアトル校が開校します。それに先立ちオープンハウスがあったので、行ってみました。


熱中小学校発起人の堀田氏。開会式では十勝さらべつ小学校の活動も紹介されました

熱中小学校発起人の堀田氏。開会式では十勝さらべつ小学校の活動も紹介されました

 場所はシアトルの東側にあるベルビュー市。日本人が多く住む街として知られ、「熱中小学校」の校舎は、平日は小学校、土曜日は日本語学校として子女教育を行っている私立の学校です。オープンハウスの朝の部は立ち見が出るほど盛況で、期待の大きさがうかがい知れました。


理科の先生は白衣着用。生物や物理の授業をしてくださいました

理科の先生は白衣着用。生物や物理の授業をしてくださいました

 この日の時間割は、開校式に続き理科、社会、家庭科と3教科。1時間目の理科の実験では電子顕微鏡でミジンコを観察したり、段ボールから飛び出す空気鉄砲に驚いたり。2時間目の社会では、シアトル在住の刀鍛冶の方が先生となり、美術品としての日本刀の奥深さを教えてくださいました。その中で触れられた日本における「刀女子」ブームを私は全く知らなかったので、日本人なのにニッポンの事情に疎くなった自分に少し浦島太郎気分を味わいました。


個人的にはホタルイカの干物が大ヒットだった給食

個人的にはホタルイカの干物が大ヒットだった給食

 3時間目は給食を兼ねた家庭科。富山県の高岡熱中寺子屋の先生方が名産品の昆布を使って作ってくださったおむすびやホタルイカの干物を味わいながら、高岡市についても学習。私の故郷でもなく、シアトルの姉妹都市でもない高岡市を知る機会は、この熱中小学校がなければ、おそらく訪れることはなかったと思います。まさに一期一会ですね。

 大人になっても「一番楽しみなのは給食!」でしたが、知的好奇心をくすぐられながら、どの授業も終始ワクワクして受講することができました。


地域を結ぶだけでなく、大きく日本にも懸け橋ができたら、と話す清水校長先生

地域を結ぶだけでなく、大きく日本にも懸け橋ができたら、と話す清水校長先生

 「職種や人種、年齢を超えてみんなが何か一つになって、またそれを熱中小学校のネットワークにつなげてすべてが拡大していけるようなものができたら」とおっしゃるのはシアトル熱中小学校の清水校長。シアトル校の生徒になれば、日本の熱中小学校の授業にも無料で参加できるそうです。地域ごとの特色を生かし、それらを融合させてつくり出す新しい何かが、今後、もしかしたら十勝とシアトルの熱中小学校からも生まれるかもしれませんね。


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