コロナ禍、日本へ一時帰国1:シアトルでの準備編
2022.01.05 up
厚生労働省が発行する検査証明書の書式サンプル
昨年11月、日本に3週間の一時帰国をしました。あとから振り返れば、日本でのコロナ感染者の数が減少し、オミクロン株が優位になる前の絶好のタイミングでしたが、日本の空港から出るまでは特に、その後の隔離と滞在期間も、いつもの帰国にはない緊張を伴う体験でした。
出発前のシアトルでは、厚生労働省や総領事館のコロナ関連情報を目を皿のようにして読み、PCR検査の結果、宣誓書などの書類を揃えたり、日本国内での厚生労働省からの追跡に必要なアプリをダウンロードしたりして準備しました。
そのプロセスの中で、人生初のPCR検査も受けました。ワクチンを2回摂取しても、日本入国には出国72時間以内のコロナ陰性の証明書が必要だったからです(昨年11月時点)。証明書には厚生労働省の決まった書式があるため、それに記載してくれる機関と称されるところで予約を取ったものの、いざ日本に降り立って無効!という憂き目は絶対に避けたい。
そのためカスタマーサービスに日を変えて2度、テスト当日は受付の人に1度、検査員にもう1度、日本入国に有効な検査をしてくれるのか、書式も正式なものかをしつこいほどに確認。検査員には「大丈夫。僕らは何人も日本へ行く人の検査をしているから」と念を押されてしまいました。
ドライブスルー式のテストは到着して15分もしないうちに終了する手軽さで、陰性の検査結果は翌日、電子メールで届きました。書式もきちんとしており、ホッとしました。
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