家にまつわるコロナ禍の共通項
2020.10.29 up
ありものを駆使したにわかデスク。コンピューターさえあれば、壁の装飾などは後回し
コロナによるステイホーム生活が始まってから約8ヶ月になります。最初は喜んでいた在宅勤務も、メールやチャット連絡の数が仕事場にいたときより増えたり、オンとオフの境目が曖昧になり始めたりと、通勤がなくてバンザイ!以外はいいところばかりではなさそうです。
その間に友人や同僚とビデオ電話で話していて気づいた共通項があります。家族構成も仕事内容もライフスタイルも異なるのに「お宅も?」という共通項、それは部屋の模様替えないしは配置換えの実行でした。
目的はやはりオンライン授業や在宅勤務を実現するためです。「通勤がなければどこからでも仕事ができる」と地方の大きめな家に引っ越しという話題もよく聞きますが、シアトルの住宅市場は在庫不足もあり、高騰を続ける一方。友人の一人はオファーを出したものの、より高額の買値を現金で出した相手に破れたとのことで、部屋の配置替えを実行したそうです。3月からご主人と仕事部屋をシェアしていたそうですが、しばらくしてご主人は車庫に移動。運動器具やウォータークーラーも設置して快適に過ごしているそうです。
我が家も高校生の息子の部屋が手狭だったのと、息子・夫・私の3人が各々活動スペースを持てるよう、夫婦の寝室を子供に明け渡し、夫の仕事場を元の息子の部屋に作りました。寝室を別の場所に移したこともあり、3部屋にまたがる大仕事。ちょっとした引っ越し気分を味わえました。
また家のローンの組み換えも多くの人が決断・実行したようです。低金利に加え、コロナ禍には家が重要なファクター。こういった事情もシアトルの住宅市場の在庫不足に拍車をかけているかもしれません。
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