日本でトイレットペーパーや紙オムツ、生理用品の買い占めが起きていると聞いて、大変そうだなと思っていたら、今日（3月1日）、コストコの写真ということで、こんな写真が送られてきました。バンクーバー近郊でも中国系移民の割合が多いリッチモンド市にある店舗です。

　カナダでも新型肺炎の患者数が増えていることから、不安を感じている人も多いですが、まだまだ深刻感はありません。公共交通機関でもマスクをしている人は、アジア人が中心です。

　このような状況なので、Lineなどではデマがまわることもあるし、たとえこの写真が本当の事態としても、リッチモンド市は特に中国系が多い地域です。私が住んでいる地域は、それほどでもないし…と、いつも利用しているスーパーに出かけてびっくり。目にしたのは、友人のLineと同様の光景でした。

　ただ、カナダでの買い占めは、日本でのデマに起因した品不足とは少し違うようです。

　家族や自分たちが濃厚接触者となり、自宅で隔離という事態に備えているのではないかと思います。というのも、2月27日付で『Vancouver Sun』紙でも、カナダ保健省が自宅での隔離に備えて食料品や薬を準備しておくことを勧めているという記事が出ていたからです。

　ただし、売り切れている品物を見ると、買い占めの動きはアジア人が中心のようです。

　私が利用している一般的なスーパーでは、肉類はちゃんとありました。お米もインディカ米やインドのものは残っていました。

　我が家では米があと2週間分ぐらいしかないので、しばらくは主食をパスタやジャガイモにしたほうがよさそうです。

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