メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 3月初旬から毎日夜7時に行われているメキシコ保健省のCOVID-19関連の記者会見。担当の副大臣ガテル氏は疫学のスペシャリスト。政治家ではなくその分野の超専門家ゆえ、記者会見の内容も明瞭かつ的確な言葉を用いて、冷静に分析した内容となっています。

 「今週が感染者数増加のピーク」とは、5月半あたりから毎週聞いているフレーズですが、実際それは一向に治まらず、毎日4-5000人の感染が確認されています。メキシコ国内の死者も増え続け、現在では47000人以上にもなっています。


 外出自粛こそは解けましたが、それでも大きな集まりやパーティはしないように政府からの声が今もかかっています。
 
 市民生活は徐々に「COVID-19と共に」に移り変わり、その基準を信号の赤、オレンジ、黄色、緑で示されていますが、ここグアダラハラは州知事がかなり厳しくしているため赤とオレンジの間を行ったり来たり。


 民芸品の工房や直売所、個人商店の多いトナラは、毎週木曜と日曜の露天市が世界的にも有名なのですが、6月からは日曜だけ、しかも露天市の設置場所を大きく変更して開催しています。目抜き通りを大胆に通行止めにし、露天の各店の間隔を広く取り、出入り口を設けてマスク着用を義務付けた上で行っています。


民芸品の露天市も配置を変えて一方通行に

民芸品の露天市も配置を変えて一方通行に



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