カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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バンクーバーにも届いた加州、オレゴン山火事の煙

バンクーバーにも届いた加州、オレゴン山火事の煙

 アメリカのカリフォルニア州とオレゴン州で大規模な森林火災が起きていることは、日本でも大きく報道されたと思います。

 でも、その煙でバンクーバーが真っ白に煙っていたのはご存知でしょうか。

 雨が降って、大気汚染はかなり収まりましたが、PM2.5レベルも高く、高齢者や小さい子どもたちは屋内で過ごすようにとの注意喚起もでていました。

 前置きが長くなりましたが、山火事の記事を読んでいて、驚きました。カリフォルニアでの山火事の原因とされている性別披露パーティです。


性別披露パーティのゲームの一つ。発表前にみんなで性別を予想し合う。

性別披露パーティのゲームの一つ。発表前にみんなで性別を予想し合う。

 Gender Revea Partyで性別披露パーティ。英語のほぼ直訳で、どういうパーティなのかすぐ想像がつきました。赤ちゃんの誕生を待つカップルが、子どもの性別を発表するものです。

 カナダではそんなパーティはしない!と思っていたら、娘の友人が性別披露パーティを行いました。私は在住歴25年以上。でも知っている人で性別発表パーティをするのは、彼女が初めてでした。

 ウィキペディアで調べてみたら、2000年代にアメリカで始まったようです。

 我が家の場合、末っ子が2000年生まれです。当時はまだ中国で一人っ子政策があり、中国系の多いバンクーバーでは、超音波診断で胎児の性別が分かっても、教えないと言われた記憶があります。

 理由は胎児が女の子と分かると、人工中絶するかもしれないため。人道的な理由ということでしたが、中国系には教えず、たとえば白人夫婦には教えると、差別問題にもなります。だから中国系ではない私たちにも教えないと言われました。

 一人っ子政策が終わったので、カナダでも胎児の性別を教えてくれるようになったのか、それでも一部のクリニックは今も教えないのか興味があります。

 ちなみに、カリフォルニアでは花火を用いての発表でしたが、お友達の場合は花火は使っていませんでした。

 SNSのタグにも #nofireworks(花火なし)と入れてありました。





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