カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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 新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませました。当初は6月かと思っていましたが、予定より早く5月7日のことでした。

 ちなみにカナダは今、急ピッチで接種が進んでいて、50歳台の私が5月頭に1回目を終了。20歳の息子は明日の予定です。

 年齢順で高齢者から進めていますが、同時に職業別で医療関係者に続いて、スーパーのような必要不可欠とみなされる職業に就いている人、学校関係者も別枠で接種を行っています。

 12歳以上の子どもたちにも、学校で接種をしているため、近所の12歳が20歳の我が家の息子の前に済ませました。

 私の住むブリティッシュ・コロンビア州は5月28日の時点で、現在、1回目の接種を終えた人は約303万人。

 18歳以上の人口に対して65.8%、12歳以上では62%が接種を終えました。


私が接種を受けた会場の様子。80人以上が一度に入ることができるようになっていました。

私が接種を受けた会場の様子。80人以上が一度に入ることができるようになっていました。

 カナダの接種が急速に進んだのは、カナダは1回目接種を優先していることがあります。たとえばファイザーでは1回目と2回目の間隔を21日開けて打つことを勧めていますが、カナダでは4カ月後を予定していました。

 これは今年1月から3月にかけて、予定していた供給が入ってこなかったためです。

 1回接種のみでも発症や感染を70~80%以上抑制するという報告もあることから、1回目をできるだけ迅速に接種するという方針に変更しました。

 その効果が出てきたのか、第三波(カナダは現在第三波)が収まりつつあります。

 当初は4か月開けて大丈夫なのか?と心配でしたが、感染者も減ってきましたし、予定より早く2回目も打てそうです。

 アメリカでは多数が接種2回目受けないという報道も入ってきています。

 そう考えると、とりあえず1回目をできるだけ早く、できるだけ多くの人にという姿勢は悪くないのかもしれませんね。





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