アメリカ

アメリカ:シアトル

ハフマン・ワカバ

職業…兼業主婦(メーカー勤務)

居住都市…シアトル(アメリカワシントン州)

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出発地の待合室から到着地の空港を出るまで、ずっとマスクを着用

出発地の待合室から到着地の空港を出るまで、ずっとマスクを着用

 マスクは出発から目的地に到着するまで、基本ずっと付けたままでした。乗継便がキャンセルになって代替便に乗り換えようと、空港の端から端まで走らなければならなかったのですが、これも含めて、12時間以上マスクを付けているのはとてもしんどいものでした。


 周りの人もほとんどの人がマスクを付けたままでしたが、飲食のついでに長い時間外している人や、マスクをあごにおろしたままの人がいたほか、私の座席の前の人は鼻をマスクから出していて、途中でフライトアテンダントに注意されていました。


 風邪の季節や花粉症対策でマスクに慣れている日本人に対して、マスクに抵抗がある人が多いアメリカでは、徹底させるには時間がかかりそうです。しかし、利用した飛行機会社の規定を読んだところ、米国連邦法のフェイスマスクに関する法律に則っており、空港または機内でマスクの着用を拒否した場合、連邦犯罪として最大3万5000ドル(約385万円)の罰金とのことでした。


 そのためか、フライトアテンダントが非常事態時の説明や安全器具のデモンストレーションの際に、マスク着用について注意を促していました。「飲食以外はマスク着用。飲食もさっと済まし、さっとマスクを付けてください」と身振りで見せていたのは、日本人にはそこまでしなくてもわかるのでは?と思える光景でしたが、アメリカでは必要な情報なのかもしれません。



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