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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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奥の立派なゲートが大聖堂とホテルの入り口

奥の立派なゲートが大聖堂とホテルの入り口

 フランスのカレーからユーロトンネルで海峡を渡り、無事南イングランドに着いた後は、そのまま車を走らせてこの日の宿があるカンタベリーの町に到着。

 そしてすぐにカンタベリーの宿泊先へ向かいます。そこで我々が泊まるホテルがカンタベリー大聖堂の敷地の中であることを知りビックリ。大聖堂の立派なゲートが同時にホテルの入り口になっていました。

 カンタベリー大聖堂はこの町のシンボルで、597年に建築された、英国で最初の大聖堂だそう。しかし1173年に火事で焼失し、1184年に再建されたのだとか。


大聖堂敷地内にあるホテル

大聖堂敷地内にあるホテル

 カンタベリー大聖堂は有料なので、入り口でチケットのチェックをしていたスタッフの方にホテル予約をしていることを告げると、ホテルの場所を教えてくれ、通してくれました。
 
 果たしてゲートを入ってすぐの場所にホテルがありました。ホテルというか寮のような雰囲気の建物。チェックインして部屋へ行くと、部屋の窓から大聖堂が目の前に見えました。

 他の宿泊客たちの多くが高齢者で、車椅子の方も数人いましたので、このホテルは巡礼に来る人が好んで滞在する宿のようです。

 ホテルの裏には花咲き乱れる庭があり、木製のテーブルとイスが多く並んでいて、ここでお酒や軽食を楽しむこともできるようでした。


ホテルの部屋から、カンタベリー大聖堂が良く見えました

ホテルの部屋から、カンタベリー大聖堂が良く見えました

 夕方に大聖堂が閉まる時は、表のゲートもその大きな扉を閉ざしてしまいますが、ホテル宿泊者は大聖堂の敷地内にいるので、それ以降も大聖堂の敷地内を自由に散策することができました。

 さらにホテル宿泊者は特権として、大聖堂に無料で入場もできるのでうれしいです。

 せっかくなので、大聖堂を見学した後は、広い庭や敷地内にある廃墟やお墓などをゆっくり散策しながら見て回りました。きれいに手入れされた緑の芝生には、樹齢200年ぐらいの木もあって歴史の古さを感じます。


大聖堂裏には、歴史を感じる廃墟エリアがありました

大聖堂裏には、歴史を感じる廃墟エリアがありました

 大聖堂や教会の敷地内に宿泊するのは生まれて初めてでしたし、夜に大聖堂のあたりをうろうろするのも初めてだったので、ユニークな体験ができました。

 いつか再びカンタベリーの町を訪れることがあれば、このホテルにまた宿泊してみたいと思いました。


◆Canterbury Cathedral Lodge

・住所/Canterbury Kent,CT1 2EH UK
・ウェブサイト/https://www.canterburycathedrallodge.org/ 


朝ごはんは、もちろんイングリッシュブレックファスト♪

朝ごはんは、もちろんイングリッシュブレックファスト♪


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