スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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レマン湖の畔にある、エビアンのプロムナード

レマン湖の畔にある、エビアンのプロムナード

 悪天候な日が何日も続いた後のある晴れた日、久しぶりにフランス・エビアンの町までぶらっと買い物と街歩きへ出かけることにしました。

 レマン湖は青く、穏やか。


冬は静かなエビアンの町

冬は静かなエビアンの町

 エビアンと言えば、もちろんミネラルウォーターのエビアンの会社がある町です。夏の期間は人気バカンス地として賑わうこの町も、冬の間はどことなく寂しい雰囲気が漂います。


町の通りで販売されていた、エビアンのギフトセット

町の通りで販売されていた、エビアンのギフトセット

 街歩きをしている時に、あるスーパーマーケットへ入っていくと「聖燭祭にいかがですか」といった広告があり、そこにはクレープ作りの材料になりそうな商品、例えば砂糖や卵、牛乳といったものが並んでいました。


スーパーにあった、聖燭祭(キャンドルマス)に関する広告案内

スーパーにあった、聖燭祭(キャンドルマス)に関する広告案内

 そういえば2月2日は聖燭祭(キャンドルマス/La chandeleur)。

 スイスではあまりなじみがない日ですが、フランスではクリスマスの40日後である2月2日の聖燭祭の日にクレープを食べるという、5世紀から続く古い伝統があります。

 実りある素晴らしい1年になることを願って、輝く太陽を思わせる、丸くて黄金のクレープを食べるのだとか。


せっかくなので、フランスでクレープやヤギのチーズなど買ってきました!

せっかくなので、フランスでクレープやヤギのチーズなど買ってきました!

 そんなわけでわれわれも、今年はフランスの伝統に従い(?)、2月2日には節分の恵方巻ではなくクレープを食べました。

 ちなみに今年の四旬節(レント)前日である3月4日の「マルディ・グラ(Mardis gras)」の日も、フランスやスイスの仏語圏などではクレープやパンケーキを食べる習慣があるため、この日もクレープの日になる予定です(笑)。


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