フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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オペラのこの通りは日本食堂がびっしり並んで日本人通りと言われている

オペラのこの通りは日本食堂がびっしり並んで日本人通りと言われている

 現在、パリとその近郊に約700軒も!日本食レストランがあります。(日系流通業者の調査)
日本人経営はたったの1割で、ベトナムなどのアジア人が経営しているのが殆どです。


パリは規則であまり派手な看板等は禁止ですがこの提灯はいいのかな

パリは規則であまり派手な看板等は禁止ですがこの提灯はいいのかな

 このアジア人経営店は、やはり味は落ちますが欧州での日本食ブームに一役買っている気がします。

 お寿司は生魚を切って酢飯に乗せるだけと見られ、調理法が大変簡単だと、容易に開店させるので急増しました。

 メニューも限定され、てんぷら、寿司、焼き鳥。前菜は味噌スープとコールスローサラダがお決まり。
それゆえ、仏人に日本食は選択が少ないと思われ「家庭で何時も寿司や焼き鳥ばかり食べているの?」と言う質問を受け、苦笑いです。


8区シャンゼリゼ近くの美味しく日本人からも評価の高い店、一階は寿司鮨銀

8区シャンゼリゼ近くの美味しく日本人からも評価の高い店、一階は寿司鮨銀

 日本人経営高級店は、パリ駐在員が接客に利用したりしますが、一般のフランス人には気軽に入れない価格とかし畏まった雰囲気を持っています。

 比較すると、寿司のネタの種類がアジア系は4種類くらいなのに対し13種類は使っているし、食材の質も全く違う。
価格もアジア系20ユーロ/2700円弱で食べられるが日本人高級店は約4倍(おおよその目安です)します。


 ヘルシー志向になって来た現代、大ブームだった中華料理が脂っぽいのと不衛生の実態を報道され客が激減し、日本のさっぱりした料理に客も経営者も移行したのです。

 ただ日本食とは言えないようなモノを提供している所もあり、初めて口にするフランス人に異なる印象を与える事もあるのが日本人として悲しいです。 


 ここで一つ、就職情報を!
パリでは、常に寿司職人の求人広告を目にします。
日本食を作れる人は引っ張りだこなのですよ。


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