シンガポールのあちこちのショッピングモールで見かけるのが、冬物専門店です。冬のない国で冬物のお店なんて、商売は成り立つのだろうか？といつも思うのですが、シンガポールの人々は、冬の北海道や韓国、オーストラリアに旅行するのが大好き。そんなとき、普段は決して使用しない冬物が必要となり、冬物専門店の出番となるのでしょう。
とは言え、使用頻度は低いし、一度購入したら、何年かは着ることになるためか、ラインナップは流行を取り入れたものより、オーソドックスな、まるでスキーウェアのような防寒服が主です。
ショッピングモール内の生存競争が激しく、テナント料もあがる一方のシンガポールで生き延びているということは、恒常的に冬物の需要があるようです。

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