巨大な生け花展?ガーデン・フェスティバル
2010.07.26 up
シンガポール・ガーデン・フェスティバルは、「アジア随一」
シンガポール・ガーデン・フェスティバルに出かけてきました。二年に一度のこのイベント、今年が三回目です。8日間の日程で、国際会議場の巨大な2フロアを使って、大々的に催されました。「屋内でガーデンショーをやらなくとも、国中に緑や花が溢れているのに」と、実際に足を運ぶまであまりイメージが沸きませんでした。でも、訪れてみて、深く納得。いわば、ガーデンアートの展覧会のようなものだったのです。
フランスの童話「木を植えた男」をテーマに作られた、全長5mのシンボル像
うっそうと茂る木々や鮮やかな蘭を見せるだけでなく、生け花のように、コンセプトとデザイン勝負の芸術作品が、惜しみなく与えられたスペースで、実に伸びやかに大胆に、個性的なガーデンを演出していました。
まさに、壁に飾られた前衛的な生け花のよう
「世界に開かれた花の窓」と冠された部門の最優秀賞。タイトルは「自然とのデザイン」
大変な賑わいで、来場者が30万人だった前回を遥かに上回る盛況ぶり、とのことです。入場料の平日8ドル(約560円)、休日12ドル(約840円)は、一般的な娯楽値段としては、決して安くはありません。それだけ、シンガポールの人々のガーデニングへの意識と興味の高さが伺えました。
ラインナップは、とにかく圧巻の一言です。この時期、シンガポールは乾季で、一年で一番暑い時期のはずなのに、何故か雨がちで、まるで日本の梅雨のような日々が続いています。おかげで、屋内での公園散策の気分を味わうことができました。
さすがシンガポール、蘭のみを集めた一画も
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