アメリカ

アメリカ:リースビル

カレン・ヘンドリクソン

職業…高校の日本語教師
居住都市…ウィスコンシン州のリースビル村

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やきそばのための野菜を用意しているところです

やきそばのための野菜を用意しているところです

6月30日から7月21日まで、4人のアメリカとカナダの高校生の引率者として日本にいました。その3週間の間、生徒が午前中、日本語の授業を受けて、そして午後から一緒に観光をしました。
もちろん東京を代表している明治神宮や浅草などに連れていきましたが、もっとユニークな体験もさせてあげたいと思っていました。
ラッキーなことに、料理の先生をしている友達が横浜に住んでいるので、特別に「ニホン クッキング レッスン」をしてもらえました。


美樹さんがイカの足の取り方を教えてくれました

美樹さんがイカの足の取り方を教えてくれました

日本に連れていく高校生はみんな日本のマクドナルドなどのファストフードに興味がもちろんありますが、そんなものばかり食べるともったいないと思います。
せっかく日本にいるのだから、色々な和食にトライしてほしいのです。
ただし、日本語がまだほとんどできないから漢字で書かれているメニューが読めないし、読めても食べ物そのものがわからないことが多いから、ついにわかりやすいマックに行ってしまいます。
そんなことを減らすのに、日本食を紹介することが引率者の私の仕事の一つだと思います。


そして、次に生徒がしてみました

そして、次に生徒がしてみました

生徒が料理をすることを通して、日本の材料や調味料を実際に触ることができるし、日本人の食べ物に対しての考え方も勉強ができます。
「触る」といえば、去年のグループが手巻き寿司など作りましたが、今回のグループはやきそばとイカが入っているお好み焼きを作りました。
生のイカを見たことがなかった生徒にとって、生のイカを触って足を取ったりスライスしたりするのが大冒険でした!1人は「ノーサンキュー」を言っていましたが、あとの3人がわくわくした声で「させて!!」とすぐ言い出しました。


長いお箸をはじめて使ってみました

長いお箸をはじめて使ってみました

生徒が自分で何か作れば、日本食にたいしての好奇心が高まり、町に出て外食をする時に和食のお店に足を運ぶ確立も高まると思います。
国に帰っても、和食が食べたいと思ったら自分で作れるようになることも目的の一つでした。
美樹さんとメニューを決める時に、私にはお願いが一つだけありました。材料はアメリカとカナダで簡単に手に入るものにしてくださいって。
小麦粉、野菜、たまごなど、どこだって買えますね。まあ、イカはちょっと難しいでしょうけど。でも「お好み焼き」だから好きなものをいればいいですね。生徒がうちでどんなもので作るかしら?


おしそう!早く食べようよ!

おしそう!早く食べようよ!

ちなみに美樹さんのブログにも料理教室のことが書いてあります。興味のある方、どうぞごらんになってください。

http://foodish.blog118.fc2.com/#entry231


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