マディソンでもさまざまな募金活動
2011.04.09 up
「私がただの子どもだから何もできない」というふうに思う高校生もいますが、アンナ・ティールさん(17歳)はそんな人ではないのです。
私と同じように、日本に留学したことがあって日本が大好きです。大震災の被害者のために何かできないかと考えていて家族と相談したら、お父さんが「チャリティー・コンサートを開催したら」と勧めたそうです。そうしたら、アンナさんがすぐに友だちや知り合いに声をかけて Teens for Japan (日本のためのティーン)のイベントを総指揮しました。会場は彼女が通っている音楽スタジオでした。
イベントの中心が子どもがやっている7つのバンドでした。ほとんどのバンドが高校生のものでしたが、中学生のロックバンドでも盛り上がりました。
他にも楽しめることがありました。書道ステーションで、マディソン・帯広交流協会のボランティアや日本語を勉強している高校生に名前を墨で和紙に書いてもらえました。
おりがみステーションで、私を含めてのボランティアが鶴の折り方を教えました。ある団体(http://studentsrebuild.org/japan/)がその鶴を買い取ってくれるんですが、作った人に払う代わりに日本の赤十字にお金を寄付します。
アート・オークションもあり、マディソンに住んでいる芸術者や高校生などが作った焼き物などが買えました。その売り上げもイベントの入場料(420円)も日本の赤十字に寄付されます。アンナさんは300人が来場したと推定していて、全部で$1000以上(84,100円)を集めたそうです。
Teens for Japan の以外にも、日本を支援するためのイベントがいくつか行われました。
Taste of Japan (にっぽんの味)というイベントで、ウィスコンシン大学に留学している日本人の日本文化のプレゼンテーションを聞いたり、評判の高い和食レストランが無料で用意してくださったすしなどを食べたりできました。参加費は無料でしたが、230人ほどの来場者が寄付箱に約$2000(168,000円)を入れてくれました。
Eat Curry. Help Japan. (カレーライスを食べて日本を助けよう)のイベントでカレーライスを食べたりバザーで買い物したりできました。入場料が$2.00(170円)で、カレーライスが一皿$5.00(420円)でしたが、全部で約$4000(337,000円)を集めました。
太鼓をしている友だちが町の中心にある広場で太鼓をたたいたり募金活動したりして$658.00(55,400円)を集めました。
私も、教えているマディソン・カントリー・デー・スクールで生徒と折り鶴を作ってOshkosh BGoshという洋服屋さんにもっていきます。もっていく鶴の数と同じ量の子どもの洋服を寄付します。
個人的に、夏に日本にボランティアをしにいく予定です。手を汚して汗をかいて一生懸命恋しい日本のためにがんばります!!
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タグ:東日本大震災,東北地方太平洋沖地震
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