少し古い話題になりますが、5月28日と29日の二日間、シンガポール空軍基地のオープンハウス（一般公開）のイベントがありました。

イベントの概要は、戦闘機の展示、戦闘機への搭乗体験（停止しているものですが）、戦闘機ショー、ミュージシャンによるコンサートなど。

イベントのことは聞き知っていたものの、今年初めて足を運んでみて、あまりの人出に圧倒されました。駐車場、搭乗体験、スナックスタンド、トイレ、どこもかしこも長蛇の列、おまけに、施設はほぼ全面アスファルトで、照り返しによるひどい暑さ。
年に二日だけの貴重なオープンハウス、しかも無料、というのが、シンガポール人にとっては「見逃すなかれ」なイベントなのでしょう。

ウィキペディアによると、シンガポール軍は「1971年12月にイギリス軍が撤退した後に編制された…（中略）…人員については2万人の職業軍人のほか、2年間の徴兵制を実施し、必要兵力を満たしている。徴募兵の数は5万5千人に達し、兵役終了後も13年間の予備役につく。この予備役人員数も、約22万5千人に達している…（中略）…シンガポール軍は陸海空の三軍からなる」とのことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%BB%8D%E4%BA%8B

軍の全貌が明かされないのは当然のことながら、国民に理解と共有の場を提供する軍によるこのような広報的イベントは、軍を持たない日本人の私には、とても新鮮に映りました。

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