誕生日は一年で一番忙しい日?―フランス式誕生日―
2012.06.21 up
誕生日パーティーでの集合写真
こんにちは。先日(と言っても5月の中旬ですが)、ついに私も22才になりました。
という事で、今日はフランスの誕生日の過ごし方についてお話します。
当日は私は試験があり、家に帰ってきたのが午後3時で、夜6時からのインターンの前に誕生日の準備を終えなければならず、普段は時間に余裕のある私もこの日ばかりはてんてこ舞いでした
皆さんご存知かと思いますが、フランス(ヨーロッパは共通かもしれません)は誕生日を迎えた人がパーティーを自分で開きます。私がこちらに来てすぐの時は違和感を感じ、来てくれる人数分のケーキを焼いたりしているのを見て、準備等の大変さから私の誕生日は何も準備しないで一人でおうちで過ごそうと思っていたのですが、やはり慣れというのは恐ろしいもので、「みんなに会いたい、日頃の感謝をしたい」という想いから、パーティーを開く事にしたのでした。
そうは言っても、私のことですから、手先が不器用な上に、部屋に鍋すら無い状況なので、フライパンでパスタを茹でたり、餃子の様なものを焼いたり、という程度で終わってしまい、また、私のおうちはそれ程大きくないので、人を招くことが出来ないので、水の鏡広場で行う事にしました。今までの誕生日パーティーとは比べ物にならない出来でしたが、みんなが集まってくれて、それなりに楽しんでくれたようでよかったです。
サプライズの概念はあまりフランスでは一般的ではないようですが、家族やかなり親しい友達の間ではお花をあげたり、内緒でパーティーを企画したり等のサプライズはあるようです。
私の誕生日は、テスト期間真っただ中だったので、何もなければみんなと会う事はできないのですが、かなり久しぶりに友達に再会できた事や、「本当にフランス語がうまくなったね」と褒められた事が一番のプレゼントになりました。
次、フランスで誕生日を迎える事なんて一生のうちにあるのかもわかりませんが、とにかく非常に思い出深い素敵な誕生日になりました。
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タグ:誕生日
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