豪快!!オランダの共同ごみ捨て場事情
2017.10.22 up
かつてイギリス(スコットランド)に住んでいた時、現地でのごみ捨て事情の記事を書いていました。
参照記事:意外と大雑把なUKのごみ回収
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111011163319
家庭用の大型ごみ箱を直接ごみ回収車に設置して放り込む様子を「豪快です!」と書いていました。けれど現在住んでいるオランダのごみ回収の様子もそれ以上に豪快なのでご紹介したいと思います。
オランダの郊外の方では、上記の記事のスコットランドと同じように、家の前に各自の家のごみ箱を出しておくスタイルも健在のようです。けれど、都市部ではどんどん共同ごみ捨て場を導入しています。資源ごみ(紙、プラスティック、ガラス)と一般家庭ごみに分かれているのですが、路上に設置されたごみ箱にいつでも好きな時に捨てられます。週7日24時間いつでも大丈夫! スコットランドの時は月に2回しか捨てられなかったのがうそのようです(かの地もその後に変化したかもしれませんが)。
この画像は、資源ごみ回収の様子を撮影したものなのですが、何が起こっているか分かりますか? 3つ並んでいる資源ごみのごみ箱の一番奥を、ごみ回収車がクレーンで吊り上げているのです!
実はこのごみ箱、地上に出てるのは投入口を含むごく一部で、地下に長さ2メートルほどの収納箱が埋め込まれているのです。それをごみ回収車に付属するアームで吊り上げ、底のふたを開けて回収するという「豪快」としか表現できない方法です。
地下に穴を開けられないのか、場所によっては地上に大きなごみ箱が置かれていることもあります。この場合も、回収方法は同じです。余談ですが、この画像には「布ものごみ」の回収箱も写ってます。
所変われば、ごみ捨て事情もいろいろ変わりますね。
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