オランダ

オランダ:ハーレム

倉田 直子(くらた なおこ)

職業…ライター
居住都市…ハーレム(オランダ)

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アムステルダム国立美術館の外観

アムステルダム国立美術館の外観

 今年3月の総選挙以来、オランダでは組閣新政府の連立形成の交渉に長い時間がかかっています。

 9月下旬、オランダ政府(仮)が奇抜なアイディアを発表しました。何と小学校の児童に、アムステルダム国立美術館と国会への訪問を義務付けようというのです。

 この美術館はレンブラントの「夜警」やフェルメールの傑作など、オランダが世界に誇る作品を数多く所有しています。そうしたものを見ることで、オランダ人としての誇りやアイデンティティーを育もうという狙いがあるようです。

 ただ、いくら小国とはいえ、国立美術館のあるアムステルダムや国会議事堂のあるデンハーグまで時間のかかる地域もあります。そうしたことはどう考えられているんでしょう。

 オランダの有力紙は「連立政権は、この件で合意に達した」と報道しています。中でもキリスト教民主勢力は、オランダ国歌を記憶させるための機会として学校での国歌斉唱の義務化の提唱をしているのだとか(実現の可能性は低いという見解もありますが)。

 今後も新政府から、子どもに対する「アイデンティティーの確立」を目的とした政策がどんどん出てくるかもしれませんね。「右傾化」とは違うのだと思いますが、オランダ在住の外国人としては、この傾向が排他的な方向にいかないでほしいとも思います。

参照記事:Verplicht naar de Nachtwacht
https://www.telegraaf.nl/nieuws/390078/verplicht-naar-de-nachtwacht






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