「オランダのディズニーランド」と呼ばれる遊園地「エフテリング」
2017.04.23 up
オランダの北ブラバント州にあるテーマパーク「エフテリング」に行ってきました。1952年創立で、今年は65周年になる歴史ある場所です。92年には「世界一のテーマパーク」に選ばれたこともあり、「オランダのディズニーランド」とか「ディズニーよりも楽しい」とか、その魅力には定評があります。一体何がそんなに人々を引き付けるのでしょうか。
エフテリングのテーマは「おとぎの国」。オランダ人の画家アントン・ピーク(Anton Pieck)氏が設計に参加し、ヨーロッパの昔ながらの童話を再現したファンタジックな世界観が展開されています。
「眠り姫」や「ラプンツェル」などをモチーフにしたオブジェを広大なエリアに飾っている「童話の森」は、大人も子供も楽しめる不思議な空間です。上の画像は、「6人の家来」という童話に出てくる、首が長く伸びる男を表現したオブジェ。この人形、首が伸び縮みするんです。この奇妙な姿は、エフテリングの象徴のようにみなされています。
この首が伸びるオブジェ以外に有名なのは、しゃべるごみ箱。「紙ごみはここだぞ!」とオランダ語で道行く人にひたすら呼び掛けています。子どもたちに大人気で、みんなこぞってごみを捨てていました。
そういう細かいポイントではなく、さまざまなアトラクションもそろっています。「ディズニーランドより楽しい」と言われるのはだてではなく、絶叫系や冒険系のアトラクションがいくつもあります。子ども向けだろうと油断しながら乗った筆者が、乗車後にグロッキーになったアトラクションもあります。
軽食からしっかり食べられるレストランまで食べ物も充実していました。大人も子どもも、一日中楽しめそうですね。
知人のオランダ人男性(62)が「今でも1年に1回くらいエフテリングに行きたくなる」と語っていたのも分かるような気がしました。機会があれば、ぜひまた遊びに行きたいです。
De Efteling
https://www.efteling.com/en
Applause Award
http://applauseaward.liseberg.se/
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