欧州最大のすしイベント「International Sushi Festival」
2017.09.23 up
9月9、10日の週末に、「欧州最大のすしイベント」と銘打たれたイベントが開催されたので行ってみました。
会場は、オランダ第二の都市ロッテルダムにある巨大なイベント会場「Ahoy」。
広い会場の中に、さまざまなすしの屋台や回転すしブースなどが所狭しと並んでいます。入場料も必要なのですが、来場者は好きなブースの商品を、別途代金を払って食べることができるのです。それ以外にも、事前に申し込みをしていれば、「すし作りワークショップ」などにも参加できます。
すし以外にもたい焼き、たこ焼きなどの屋台があるのをはじめ、和式包丁販売やカラオケ・コーナー、生バンド演奏などもあり絢爛(けんらん)豪華な日本の祭典といった趣でした!
そして筆者が驚いたのが、ヨーロッパで独自の進化を遂げているすしの現状です。スタンダードな握りや巻きずし以外にも、さまざまなアレンジが加えられていました。
上の画像は、ドーナッツ型で成形された酢飯に具材がデコレーションされた「すしドーナツ」。下にのりが敷かれているので、味はしっかりおすしになります。見た目もかわいらしいですね!
先ほどのすしドーナツ、すしバーガー(日本のライスバーガーのようなイメージ)と食べ進んだ筆者が一番おいしいと感じたのは、こちらの「すしピザ」。
軽くてパリパリのチップスの上に酢飯を乗せ、サーモンかマグロのどちらかを選んで乗せるのです(野菜のみのベジタリアン版もあり)。さらにその上に、6種のヘルシーなトッピング(枝豆、きゅうり、海藻など)から3種をチョイスできました。筆者は、海藻、枝豆、アボカドを選びました。
会場が暗かったのと筆者の未熟な撮影技術のせいでおいしそうに見えないと思いますが、これはこれで軽食として「あり」な味だと思いました。チップスの塩気と、ねたが上手にマッチしていました。ただ、「すし」なのかと聞かれると、日本人としては複雑な気分でしたが。
会場の屋台のスタッフに日本人を何人か見掛けましたが、大半は現地ヨーロッパの方々がすし(のような食べ物)を作っていました。来場者にも、日本人はほとんどいなかったと思います。欧州ですしは、今となっては一大産業に成長していたようです。
参照ページ:International Sushi Festival
http://www.sushi-festival.com/
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