オランダ

オランダ:ハーレム

倉田 直子(くらた なおこ)

職業…ライター
居住都市…ハーレム(オランダ)

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https://www.volkskrant.nl/binnenland/jonge-vrouw-die-wildplasboete-aanvocht-hoeft-50-euro-minder-te-betalen~a4517147/

https://www.volkskrant.nl/binnenland/jonge-vrouw-die-wildplasboete-aanvocht-hoeft-50-euro-minder-te-betalen~a4517147/

 この9月、オランダで生活する女性にとって気になるニュースを目にしました。「23歳の女性が夜間のアムステルダムで公衆トイレを見つけられず、やむを得ず屋外で用足し。それによって罰金を科されている」というものです。

 もともとアムステルダムは女性用トイレが少ない所。公衆トイレを見つけるための専用アプリによると、アムステルダムには565カ所の公衆トイレがあるのですが、204カ所は男性用の小便器のみです。

 
 「準・公衆トイレ」扱いとなっている図書館やファストフード店のトイレは、多くは夜間には閉まってしまうのが難点となっています。オランダの有力紙「Volkskrant」によると男性用簡易トイレは4万ユーロから8万ユーロで設置できるそうですが、女性用トイレは地方自治体との折衝なども必要になり、コストと手間がかかるのがネックになっているようです。

 問題となった事件の当事者の女性は、2015年のある夜、アムステルダムでトイレを探していました。クラブのトイレなどに入ったそうですが、「故障していて使えなかった」とオランダのメディアに答えています。

 仕方なく路上で用を足すことになった彼女は警官に見つかり、裁判の結果150ユーロの罰金を言い渡されました。

 彼女を驚かせたのが、「女性であっても、緊急事態なら男性用小便器を使用すればよい」という裁判所の判断。「男性用のトイレはつい立てのみのほぼ屋外。そこで女性に下半身を出せというのでしょうか」と不服を述べています。彼女の不服と、事件が2年前の出来事であることから、罰金は90ユーロにまで下がったそうですが。

 この女性は「女性用公衆トイレが少な過ぎるという問題提起したい」と語っています。若い女性が、そういった形で世間の注目を浴びるのは勇気が必要だったのではないかと思います(しかもオランダのニュースでは、裁判に出席する彼女の素顔も放送しているのです)。

 彼女の勇気ある問題提起が、ぜひアムステルダムの(夜間も使える)女性用トイレ増加に影響を与えてほしいと思います。

参照ページ:Rechter: vrouw kan best plassen in urinoir, al is het niet prettig
https://www.volkskrant.nl/binnenland/jonge-vrouw-die-wildplasboete-aanvocht-hoeft-50-euro-minder-te-betalen~a4517147/






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