ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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特設会場で開かれた記念式典

特設会場で開かれた記念式典

 毎年恒例の「日本祭り」(ブラジル日本都道府県人会連合会主催)が7月20日から22日までの3日間、サンパウロ市内のコンベンション・センターで開催された。入場者は20万人を超えたようだ。式典では秋篠宮眞子さまがお祝いのお言葉を述べられた。


 同祭りは年々盛大になり、海外での日系人社会最大のイベントに発展。今年は日本移民110周年に当たり、開催前からサンパウロ州内のテレビ・新聞・雑誌が積極的に取り上げ、非日系ブラジル人にも広報され、ムードが高まっていた。


 21日には会場内の特設会場(約5000人収容)で記念式典が開かれた。秋篠宮眞子さまが和服姿で舞台に姿を見せると、観客席が沸いた。両国国歌斉唱の後、眞子さまが「日本人移住110周年をお祝いできますことを大変、うれしく思います。日本から長い船旅を経て移住された方々は、大変な苦労をされながら各地での生活を築かれたと伺っています」と述べられた。
 途中で、多くの高齢者らがハンカチで目を覆った。冷房装置もない移民船での地球の反対側までの長い航海が、脳裏に焼き付いているのがうかがえる。最後に、「その歴史は未来を担う世代にも大切に引き継がれていきますことを願っています」と述べられると、皆、立ち上がり、再び大きな拍手が起こった。


 一方、展示会場ではトヨタ、ホンダの車が並び、若者が熱心に質問していた。
 各都道府県人会のブースには郷土料理が並び、連日、正午ごろになると各食券売り場に20人ほどの行列。ブラジル北海道協会では焼きサンマとイカやエビ、タコ入りの北海ちらし寿司などを販売した。三世のアンジェラ・西山さん(39)=主婦=は「おいしい。こんな日本料理がブラジルで食べられるなんて幸せです」と、目を輝かす。


 「日本祭り」が末永く日本とブラジルの文化交流の場に進展するよう願いたい。


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タグ:サンパウロ

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