ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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夏真っ盛り。サンパウロ市の中心街を歩く市民

夏真っ盛り。サンパウロ市の中心街を歩く市民

 例年、夏でも湿気が少なく、しのぎやすい海抜約600?の高原気候のサンパウロ市。だが、今年は夜になっても温度は下がらず、寝苦しかった。1月末には史上2番目の37度を記録し、30度を超えなかった日は5日間だけだった。


 地球の反対側ブラジルは今、夏真っ盛りで暑い。じっとしていても汗が出る。各地域で日中40度に迫る日々だ。寒気団が南下した十勝との最高温度差は50度近くにもなる。同じ地球上でこの差は信じられない。地球全体の気象が狂い始めているようだ。


 同市の繁華街、サンパウロ市立劇場の近くへ行った。歩いていた会社員のレオナルド・モッタさん(36)は「アスファルトの照り返しがきついよ。夏だから暑いのは仕方がない」と、肩をすくめる。
 続いて、東洋街へも足を運んだ。同街のガルボン・ブエノ通りの中ほどには高速道路をまたぐ陸橋があり、風通しが良い。その上に休憩用の長い木製のベンチが設けられている。「ここは眺めが良く、気持ちがいいわ」と、日系3世のカーレン・中村さん(36)。


 日本人が奇異に感じるのは、通りを歩く人の中に、小雨が降っていても傘を差さずに歩く人が目に付くことだ。シャツ一枚だけの若い男性に多い。2、3人に聞いたら「ぬれるとヒヤッとして気持ちがいい。歩いているとすぐ乾く。そのうちに雨はやむよ」と意に介さない。傘を買うお金がないわけではない。面倒くさいのだろうか。ブラジル人らしい一面だ。
 一般の通勤バスや近郊電車には冷房がほとんどない。窓を開けて暑さをしのぐ。サンパウロやリオの地下鉄は冷房が完備している。


 年に一度のお祭り騒ぎのカーニバルが近づいた。例年なら2月開催だが、今年は3月1から5日まで。「カーニバルが終われば涼しくなる」といわれるが、遅めの開催で猛暑は3月初旬まで続くか。


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タグ:サンパウロ

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