チキン厳禁!チェコのクリスマス
2011.12.29 up
もうすっかり年の瀬モードかと思いますが、先日クリスマスにチェコのプラハに行ってきたので、その時の事をお伝えします。
みなさんはクリスマスと言えば、何を思い浮かべますか?
ツリーやサンタ、ケーキやシャンパンなど色々だと思いますが、チキンの丸焼きと聞いても違和感を持つ人はいないでしょう。
しかし、チェコではそれは一般的ではないようです。
というのも、チェコではクリスマスに肉を食べてはいけないという風習があるからだそうで、その代わりに人々は鯉を食べます。
この時期、道のいたるところで、ビニールプールに鯉を泳がせ、「どの鯉がいい?」というやりとりがされています。
下がその写真です。
鯉を調理するおじさん達
その場で卸してくれるので、お客さんも便利だとニコニコして受け取っていましたが、包丁の上からハンマーで豪快に叩き割るようにする様は見慣れない私たちにとっては圧巻というより、もはや恐怖の域でした。
脂の多い部分はスープ、淡白な部分はフライにして食べるそうですが、食べたことがないので、その味は定かではありませんが、是非一度食べてみたいものです。
クリスマスが近くなると食べたくなるケンタッキーですが、さすがにチェコのケンタッキーもこの日はお休みでした。
世界でここだけかもしれない「クリスマスが定休日」のケンタッキー
いつから続く風習なのかはわかりませんが、どんなに勢いのある世界規模のチェーン店も風習には敵わなかったということでしょうか。
レポーター「佐々木ののか」の最近の記事
「フランス」の他の記事
0 - Comments
Add your comments