田舎でもド派手!フランスの年越し
2012.01.02 up
明けましておめでとうございます。
年が明けましたね。
日本とは8時間の時差があるので、こちらの午後になると、Twitterのタイムラインが紅白一色になって、あぁ年末だなぁと感じさせられずにはいられませんでした。
パリのエッフェル塔前でのカウントダウンは有名ですが、私はボルドーで友人と一緒にカウントダウンをしました。
力作の持ち寄り料理が並ぶテーブル
基本的に料理を持ち寄って、ホームパーティーの形式で行うのがヨーロッパの通念だとポーランドの友人が話していました。
今回は友人だけで集まりましたが、友人やその両親や兄弟もみんな集まって年を越すのが典型的なようです。
そしてこちらの人々は本当に自由度が高いですね。驚きました。
パソコンにアンプを繋いで窓を全開で踊っていて、
近所迷惑なんじゃないかと小心者の私はビクビクしていましたが、
帰り道、街にはどこもかしこも似たような光景が広がっていて、
今日は「無礼講」なのだなと実感しました。
面白かったのはドイツの友人が買ってきた占いです。
スプーンの上に金属の塊を置いて、スプーンの下から
ライターで温め、溶けたところで水の中に放し、
できた形で来年の運勢を占うというものです。
チェコではクリスマスに水道管を溶かして行うと、
先日友人から聞いたのですが、
ヨーロッパの慣例なのでしょうか。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、
ぜひお教えください。
カウントダウン直前には手持ち花火を取り出して配り、
火を分け合ったのが感慨深かったです。
手持ち花火
年が明けると同時に、お互いにハグ&キスをし始めました。
街でも深夜にも関わらず、街にはたくさんの人が肩を組んで歌ったり踊ったりしていて、新年を迎えた事を心から喜んでいるようでした。
私も帰り道、知らない男性に声をかけられ、町中で流れる音楽に合わせて踊りながら帰ってきました。
普段だったら絶対そんな事はしないでしょうが、ボルドーの人々と一体になれた感じがしてすごく楽しかったです。
慣例のハグ&キスをする様子
私にとって大晦日を十勝の実家で過ごさないという事は生まれて初めてだったので、
直前までは少々寂しい気もしていましたが、
大好きな友人と一緒に過ごす事ができて、
思い出に残るよい年越しになりました。
2012年もよい1年になりますように。
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