エッフェル塔と綿あめの美味しい関係
2012.03.01 up
先日、パリに行ってきました!
実は私、渡仏5箇月にして、パリは初めてだったのです!
個人的な話になりますが、私がフランスに来たいと思ったのは中学3年生の時でした。
マリーアントワネットの豪華絢爛な生活や、マカロンを始めとしたカラフルで可愛いお菓子の数々。パリのファッショナブルでスマートな女性に自分を重ね合わせたりして、卒業前の目標にも「フランスで素敵なパリジェンヌになる」という今考えれば、少し恥ずかしくなってしまうような漠然とした目標を書いて教室に貼ったものです。
それだけ憧れの都市だったため、理想と現実との乖離があって幻滅してしまうのではないかと少々怖く、なかなか行く勇気を持てずにいたのです。
しかし、パリは私を裏切りませんでした。
雄大な凱旋門を眺めた後、振り返ってシャンゼリゼ通りを歩くと、何だか自分がこの都市の主人公になったような大きな勘違いができて、とってもいい気分でした。
シャンゼリゼ通りから撮った凱旋門
どのランドマークも素敵だったのですが、中でも個人的に印象に残ったのはエッフェル塔でした。「パリのエッフェル塔の下で綿あめを食べたら可愛いよね」という話を知人が言っていたのですが、私は綿あめが日本独自の食べ物だと思っていたので、わざわざ日本から持ってくるのも大変ですし、実現不可能だと思っていたのですが、売店の横に綿あめの機械が!綿あめは日本のものだけじゃなかったんですね。
そして、作ってもらってその大きさにびっくりしました!
私の顔1.5個分はあるのではないかという程のあめ飴に作った店のおばさんも笑っていました。
価格は3.5ユーロで日本の露店で売られているものの大きさ、価格と比較してもかなり良心的なのではないかと思います。上機嫌で記念撮影です。(しかし、この直後、通りすがりの通行人にいきなり3分の1程むしり取られてしまいました…)
悲劇の前の上機嫌な1枚
エッフェル塔は1889年のパリ万博に際して作られた建物だそうで、昔は上階に人が住んでいたそうでピアノなどもあったそうです。「鉄の刺繍」と呼ばれる美しいそのフォルムは100年以上前に建てられたとは思えない程ですね。
この時は高所恐怖症の母と一緒だったので、エレベーターで上階へ上がりましたが、自分で登ろうと言い出したにも関わらず、腰をぬかしている母を横目に、360度の大パノラマを楽しみました。
私の中で、「パリと言えば、エッフェル塔」というくらいに典型的なランドマークだったので、「遂に来たんだなぁ」という感じがして感慨深かったです。
相当熱を入れ込んで話してしまいましたが、エッフェル塔は14ユーロ、凱旋門は9ユーロ程で上階へ上がることができるので、パリを訪れた際はどちらかには上がって、パリの街並みを高いところから一望してみるといいかもしれませんね。
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