教会の中に映画館!?UTOPIA(ユートピア)
2012.03.27 up
今日は一風変わった映画館をご紹介します。
その映画館はUTOPIA(ユートピア)と言って、Saint-catherine(セイントカスリーン)通りを途中で右に曲がったところにcameille julian(カメイユジュリアン)広場というところにあります。
映画館と言っても非常に小さく、少し変わった趣があります。この映画館は昔の教会をそのまま使ったものなのです。
UTOPIA(ユートピア)の受付カウンター
中にはカフェもあり、サラダプレート12・5ユーロ(1350円程)と少々お高めですが、テラスに持っていって食べる事もでき、週末の天気のいい日には広場はこのように人でいっぱいになります。
週末のCameiile Julian (カメイユジュリアン)広場
この映画館が放映する映画にも特徴があります。
まず第一に、新旧を問わない世界各国の映画が見られる事です。
第二には、モーニングショー(初回は11時以降、日による)は年齢問わず、4ユーロ(450円程)で見られるという事です。他の映画館では学生料金でも6ユーロ(700円程)はかかってしまうので、同じフランスの中でも破格だという事がおわかりいただけるかと思います。
古い教会をただ文化遺産のように保存するのは財政上、難しい部分があると思いますが、映画館のように商業施設と文化施設が一緒になったような場所として扱うというのは私にとっても新しい視点でした。
たまに日本の映画もフランス語字幕付きで放映される事があるので、聞きなれた日本語をフランス語の字幕と照らし合わせて見て、楽しみながら勉強するのもいいかもしれませんね。
レポーター「佐々木ののか」の最近の記事
「フランス」の他の記事
0 - Comments
Add your comments