フランス

フランス:ボルドー

佐々木ののか(ささきののか)

職業…大学生
居住都市…ボルドー(フランス)

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ワインシャトー内の樽

ワインシャトー内の樽

ボルドーと言えばワイン!なのですが、帰国をほぼ一カ月前に控えた16日(水曜日)に、初めてワインシャトーというものに行ってきました。
シャトーとは「城」の意なので、よくヨーロッパの童話に出てくるようなお城を想像していたのですが、倉庫のような感じなんですね。


ここのワインシャトーはメドックにあり、代々受け継がれてきて、今の主人は7代目だそうです。

シャトー隣に邸宅がありましたが、大変ご立派で、それだけでも驚いたのですが、昔、お金があまりにも余っていたため、仲が悪いわけでもないのに、旦那さんと奥さんが向かいにそれぞれ一軒ずつ家を構えて暮らしていたというのですから驚きです。


ワインシャトーの見学時間はおよそ2時間で、博物館の見学の外、簡単な工程とシャトーのご家族を紹介するショートムービー、貯蔵庫見学、ワインのテイスティング(使ったグラスはお土産に持ち帰れます)で7ユーロ(約700円)でした。

博物館の中には匂いを当てるクイズの様なものがあり、ボタンを押すと、すごい勢いでキノコや葡萄の香りが噴出されるのですが、私の鼻はすぐにバカになってしまい、最終的にはキノコと薔薇の匂いの違いすらわかりませんでした。私はワインの名家に生まれても後を継げなさそうです。


匂いをかぎわけるクイズの機械

匂いをかぎわけるクイズの機械

また、この記事の一番上にある樽ですが、樽だけで700ユーロ(約7万円)もし、1つの樽からはおよそ600本に相当するワインが入っているそうです。

1本2000円以上のワインが600本で、さらに樽が70000円…と計算してしまうのは庶民の証拠でしょうか。


まだ小さい葡萄の木たち

まだ小さい葡萄の木たち

このあたりにはこのワインシャトーだけでなく、隣り合うようにして、たくさんのシャトーがありますが、アクセスがあまり良くなく、レンタカーを借りないとなかなか行けるところではありません。

そのため、ボルドー市の観光局では1日に3つのシャトーを巡るワインシャトーツアーを組んでいますが、8000円程かかるので、道を運転するのが億劫でないのであれば、レンタカーを借りる事をお薦めします。

私はワインはわからないのですが、何となく雰囲気に飲まれて、「これはフルーティーで美味しい」だなんてスノビズムをきかせてしまうから、ワインっていうお酒は不思議ですね。

みなさんもボルドーを訪れた際はメドックの方まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


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