イベントごとといえば天安門、行ってきました。その前に、地図で見ると天安門の真下にある「前門」に向かいます。

前門には、昔北京で1番にぎやかな繁華街だった前門大街があって、つい最近まで古い建物や商店、人、物であふれる昔の面影が残る場所でした。それがオリンピックのために行われた大幅な改修工事で、すべて取り壊して新しく建てかえられてしまいました。新しくなった今の前門は、いかにも観光地で「造りもの」感が否めません。以前のような味のある風景は見られなくなってしまいました。

が、それはそれで思った以上に楽しめます。たとえば、スターバックスやハーゲンダッツ。中華な雰囲気たっぷりで可愛いくて、上海の店もぜひぜひこんなデザインにしていただきたいものです。ユニクロだって中国風になってます。
それに歩行者天国になったことで、車や狭い歩道にビクビクする必要もなくなりました。これはこれで良いんじゃないかと思えてきたところで切り上げて、天安門に移動しました。

セキュリティーチェックを通って天安門広場に出ると、たくさんの家族連れが一生懸命に写真を撮っています。地方出身らしい人たちも多く、春節に一家で天安門に来ることはやっぱり特別なことなんだなと感じました。

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