中国でも本が売れなくなっているそうです。若い人の文字離れというより、インターネットが普及して本が電子書籍化されて無料で出回ってしまっているからです。
電子書籍は中国語で「電子書」。対して「紙書」は電子ではない普通の本のことです。

電子書籍を集めた専門サイトなんて数え切れないぐらいあります。大手ポータルサイトでも電子書籍を提供しているのだから驚きです（そうした大手の場合は「後半のみ有料」といったケースもあり）

どうしても読みたい本が見つからなくても、掲示板で「この本さがしてます」と書き込めば「私、持ってるから送るねー」「このリンクにあるよ」と他のユーザーから返事が来るので大体見つかります。専門書やマイナーな本以外はほぼなんでも電子版になってしまっているんじゃないでしょうか。

電子書籍を読むのは若者が中心なので、ランキングが面白いことになっています。上位を固めているのは「恋愛・青春・タイムスリップ」もの。タイムスリップものは数年前に大流行して本・映画・ドラマがタイムスリップだらけになって、今だに専用スペースが残っています。唐の時代なんかに飛んで恋愛する話がさかんに読まれていましたね。

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