輪タクで行くフートン・ツアー
2011.08.11 up
細い路地をぐんぐん進むおじいちゃん。楽しい!
北京の伝統的な古い路地を「フートン」とよびます。その周辺で三輪車(輪タク)のおじちゃんがしつこく「フートンツアーはどう?」と声をかけてきます。もう無視するのも面倒くさい。ところがこれが実はとっても面白いんです。何回乗ったか分からないくらい乗りました。
今回乗せてくれたのは痩せたおじいちゃん。汗すらかかず元気な人です。
フートンには「四合院」という昔ながらの家屋が集まっています。「この壁はいつの時代ので…。この建物は昔は…」と、おじいちゃんが細かく丁寧に説明してくれます。味のあるしゃべり方をするので、いちいち「へぇー!」と反応してしまいました。
フートンは今でも一般の人たちの生活の場になっています。小さな食堂や饅頭屋、理容室なんかもあって、トイレは共同。植木がたくさん並んでいて、四合院にはサンザシの木が植えられています。路地は狭くて入り組んでいるので迷路やアトラクションのような気分です。
私の夢は中華風の家具をそろえて四合院に住むことだったのですが、四合院の価値がものすごく上がってしまっていて叶いそうにありません。
輪タクツアーには英語や日本語を話すおじちゃんもいるので、中国語が分からなくても大丈夫です。面白いですよ。
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