チベット仏教のお坊さんの家
2011.09.04 up
仏間を案内してくれようとしているところ
チベット仏教のお坊さんは小さな可愛らしい家に住んでいました。「おじさんがお坊さんだから会いに行こうよ」という友達に、えー私なんか凡人がそんなとこ行っちゃって良いのかー?と言いながらもお邪魔してきました。
お寺のふもとに中庭つきの小さな家がたくさん並んでいます。そこがお坊さんたちの住まいです。団体で生活するものと思っていたら、ある程度まで修行を積めば一人ずつに家があたるそうです。
玄関を入って、右側に仏間、正面に茶の間と台所、台所の右奥が寝室。南側はほとんど窓になっていて、窓枠は可愛らしい赤。台所にはガスコンロ、流し台、冷蔵庫、炊飯器などが一通りそろい、よく整頓されている。テレビがあって、乾燥させたヤクの糞を燃やす真っ黒なストーブがひとつ。窓際にかけて床全体を高くしたところに低い座椅子と机。その背側の壁には棚が埋め込まれていて、カラフルな器が「こんなにたくさんだれが使うのか」と思うほどたくさん並んでいます。
そして「これ食べるかあれ飲むか」と食べ物、飲み物が出てくる出てくる。ヤクの乳でつくったミルクティー、捏ねたツァンパ、固めたツァンパ、飴、お菓子、スイカ、ジュースなどなど。
言葉がチベット語なので通じなかったというのに、居心地がとても良くてすっかり長居してしまいました。
こっちが台所
こっちが茶の間。手前がストーブ
外から見るとこんな感じ
あるもの全部出してきてくれたんじゃないかと思いました
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