気合を入れて線香、北京初詣
2011.02.20 up
門があくのは9時。元旦には4-5時間以上の列ができます
北京で初詣に行くことにしました。チベット仏教のお寺擁和宮です。中国のお寺にいくと、かなりの時間を費やすことになります。というか、手を合わせてるだけなら早いのに、中国人のように気合を入れて拝むとそうもいかないんですね。
中国式に気合を入れて拝むためにはどうするかというと、まず近くの店で線香を買います。線香といっても「確実にご利益をお願いしますね」という気持ちが伝わるような、長くて太い枝のようなものです。
さて。線香をあげます。3本ずつとって火をともし、額の前に高くあげ、3回お辞儀。正面のほか左右にも仏堂があれば、そっちに向かってまた3回ずつ頭を下げます。お経や願い事をつぶやきながらやれば完璧です。
次に仏堂に入り、仏像を拝みます。膝をついて、手を合わせてから額を地面につくパターン、手を額の前で1回、胸の前で1回、お腹のあたりで1回合わせてから額を地面につくパターン、それをいちいち立ち直してやるパターンなどありますが、どれも3回繰り返します。それから目の前にある賽銭箱にお賽銭を入れます。
こんなことを本堂以外の仏堂にもやって、外に出ると、朝一で着いたというのにもう昼近く。こんなに一生懸命初詣をしたのだから、今年は良い年になってくれるだろうな。期待してます。
まずお線香を購入
勢いが良さそうなのになかなか火がつかない
線香一束丸ごとあげる欲張りな人も(よくいる)
除夜の鐘?
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