「毎日が日曜日」の生活
2020.04.26 up
3月下旬にドイツ全土で外出制限令が出されて以来、ベルリンでも事実上のロックダウンが続いています。
学校は休校、大半の人は自宅でテレワーク。生活必需品を販売しているお店以外は休業で、飲食店は持ち帰りのみ。
しかし4週間が過ぎたところで、この生活にだんだんと慣れてきた事にふと気づかされます。もともとドイツでは日曜日は一部を除きお店が閉店していることもあり、今の生活は「毎日が日曜日」のような感覚です。
フランスなどのように外出の時間帯が制限されている国に比べると、外出に制限はあるといえども、ドイツの措置は比較的緩いようです。
居住している市を出て遠出をすることは禁止ですが、個人スポーツなどは許されています。町中でジョギングをする人、散歩をする人はいつも以上に多いように思えます。近場の公園の芝生で寝そべって本を読んだり、日光浴をしたりなど、のんびりと過ごす姿が見られます。
かくいう私も、家族でベルリンの町中にある森のように広い公園までサイクリングに出かけたのですが、人の多さに驚かされました。先週末はイースター休暇で、とても気持ちの良いお天気だったこともあり、大勢の人が公園を訪れていたようです。
一見するとロックダウンしているようには見えない街並みの光景ですが、ストレスをためないためにはこの程度の自由がある方が良いのかもしれません。
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