ドイツ

ドイツ:ベルリン

みなり きこ

学生としてベルリンに留学したのがきっかけで、当初はすぐに帰国するつもりでした。でもこの町の何かにとても惹きつけられてしまい、もっと長く住んでいたいと思うようになりました。数年前には国際結婚をし、現在は二人の子供を育てながら翻訳や通訳の仕事をしてます。母親業と仕事で忙しい中、時間を見つけては美術館やカフェめぐりなどを楽しんでます。

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先日買い物の帰りに歩いていたところ、教会の前でこんな光景を見かけました。

何かが入ったビニール袋が、金網いっぱいにかかっています。

何だろうと思って近づいてみたところ、ビニール袋の中身は歯磨き粉などの日用品以外の他にはマフラーや上着など。食べ物が入った袋もあります。


角を曲がった金網にはこんなメッセージがありました。

「親愛なるホームレスの方々へ
緊急に必要なものを、ここから取っていってください」

コロナウイルスは様々な人達に影響を及ぼしていますが、とりわけホームレスの人たちは生存の危機にあるほど生活が困窮しているとメディア等で伝えられています。

これまで毎日の食事を炊き出しに頼っていたのが、ロックダウンにより中止になったり、町中に出る人が少なくなったため、小銭を寄付する人はいなくなったためだと思われます。


家に帰って調べたところ、この寄付はある慈善団体がやっているものであることがわかりました。

Gabenzaunという団体なのですが、これは訳すと「恵みの柵」という意味になります。

ホームページを見るとドイツの各所で、また一部チェコでも活動しているようです。ざっと見たところ100か所くらいあるでしょうか。


一部の報道では、使っていないホテルをホームレスの人たちに開放している所もあるようです。

ただ大半のホームレスの人たちは困窮した生活を送っているようですので、これらの寄付によって助けられる人は少なくないのではと思います。



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