ドイツ

ドイツ:ベルリン

みなり きこ

学生としてベルリンに留学したのがきっかけで、当初はすぐに帰国するつもりでした。でもこの町の何かにとても惹きつけられてしまい、もっと長く住んでいたいと思うようになりました。数年前には国際結婚をし、現在は二人の子供を育てながら翻訳や通訳の仕事をしてます。母親業と仕事で忙しい中、時間を見つけては美術館やカフェめぐりなどを楽しんでます。

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仕事をしつつ子供の勉強をみるため、食卓が作業場となっています

仕事をしつつ子供の勉強をみるため、食卓が作業場となっています

 日本と同じく休校が続いているドイツですが、休校措置が取られてから4週間が経ちました。

 4月半ばにはメルケル首相が各州の首相と会談し、「学校の再開は5月4日から段階的に行う」ことに決定されました。


 しかし連邦主義制度をとっているドイツでは、実際に実施をする権限はすべて州にあります。

 具体的にどのような形で学校を再開するかについては、全国で16州ある各州が独自に決めていくことになるのです。

 現在は州レベルで協議をしているそうですが、ベルリンはまだ決まっていないようです。

 小学生二児の母親の私としては、学校の再開がいつになるのか、早く知りたいところです。

 この4週間ですっかり休暇モードになり、日に日に就寝時間が遅くなっていく子ども達の生活を変えていかなくてはなりませんので・・・


現在、遊具がある公園は閉鎖されています

現在、遊具がある公園は閉鎖されています

 因みに休校中にやるべき課題や宿題は、先生の方針によりかなり違うようです。

 2年生の次男の先生からは毎週全教科の課題がメールで届きます。

 一方で4年生の長男の先生は自主的な学習を推奨しているようで、これまで課題はほぼ何もありませんでした。
 
 「子どもにとって大変な時、それ以上の負担は与えるべきではない。今は精神を鍛えましょう」という方針だそうです。


 長男の先生の考え方に賛同はするものの、学校が無い平日の日中、次男だけに勉強をやらせるのは正直難しいところです。

 それに加えて、自分の仕事もテレワークでこなさなければならず、と試行錯誤の毎日が続いています。



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